薬事法が改正され、法律が厳しくなりましたね。
多くの人が「知らなかった」といいますが法律というのは善意や悪意があるから罰するものではなく、違反をすれば懲罰の対象になってしまいます。
今回は、質問の多かった【血糖値や高血圧を薬事法に触れずに言い換える方法】をご紹介していきたいと思います。

 

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薬事法(薬機法)とは?


薬事法は現在では薬機法という名称に変わりましたが、医薬品・医療機器・化粧品などに関わる法律のことをいうのは変わりません。

 

薬機法とは略称で「医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律」が正式な名前になります。

 

薬事法(薬機法)について詳しくはこちら→薬事(薬機)法とは?

 

健康食品には法律で決まった定義もなく薬事法の対象にはなっていません。
それはなぜかというと健康食品は「食品」でしかないからです。
薬事法の対象は「化粧品、医薬部外品、医薬品、医療機器」なのです。

 

しかし薬事法にしばりがあるために食品も薬事法と無関係ではありません。

 

ではどんなものが薬事法に引っかかってしまうのかというと、医薬品の承認を得ていないのにこういった効果があるとうたってしまった場合です。

 

今回は「血糖値」や「高血圧」の薬事法を例に例えてみますね。

 

この場合、「血糖値を下げる効果」とかいてあるのに医薬品でない場合に法律違反として罰せられるようになります。

高血圧に至っては、高血圧は病気なので「高血圧」という単語自体を使用して何かをすすめたり売ったりしただけで薬事法違反となります。

 

そもそも「血糖値」って何?

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「血糖値」とは、食事をした時に炭水化物や糖質が体の中に吸収され、ブドウ糖に変化し血液中にでてきます。
そのため食事の後は食べる前に比べて血糖値が高くなるのです。

 

この食前と食後の値の差が大きいと「糖尿病」の原因になるともいわれ、日本人は「隠れ糖尿病」の人も多く、健康に大きな影響があるといわれています。
健康食品などの各メーカーからも「血糖値」に注目した健康食品が多く発売していますが「血糖値」に効果的といった表現はみかけません。

さやかさやか

これを表現したい時、どんな言葉にすれば薬事法にふれる心配がないの?

 

「血糖値」が薬事法にふれないための2つのポイント

 

薬事法にふれないためにも医薬品の効能とみなされてしまうような表現は極力使わない方がいいでしょう。
今回の「血糖値」の場合どのような表現であれば薬事法にふれることなく使うことができるのでしょうか。
まずは、薬事法違反になった例をご紹介していくので、そこからライティング術を学んでみましょう!

 

1.「血糖値」で薬事法違反になった例

 

実際に東京都が取り締まった薬事法にふれる表現の中に、以下のようなものがあります。
法 第68条に違反している内容になります。

 

例「メタボリックシンドローム」という肥満患者向けに開発された商品。
血糖値 2 ミリグラム/デシリットルダウン

疾病の治療又は予防を目的とする効能効果であり、医薬品的な効能効果の明示又は暗示に該当するため広告できない。
(健康安全部 薬事監視課 監視指導係)

 

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たしかに上記の商品は肥満者向けに開発された商品ではありますが、医薬品ではないのに『この商品を使うことで血糖値に効果がある』とうたっています。
これでは薬事法違反になりますよね。

 

2.「血糖値」が薬事法違反にならない表現方法とは?

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薬事法にふれることのない表現方法として、健康を維持したり栄養補給をする目的のものであれば薬事法には違反しないと考えられています。

 

しかしそれにも制限があります。
例えば、私たちに身近な食品(玉ねぎやトマトといった食べ物)。

 

「食事制限中の栄養補給にもおすすめ」
「美容のために継続して続けましょう」

 

と表現しても薬事法にはふれることもありません。

 

どこからどう見ても食品なので、一般人にも病気を治す力がないと分かるからです。
これを「明らかな食品」と言います。

 

しかし、サプリメントや医薬部外品で同じことを言うと薬事法違反です。

窓香窓香

「これを飲めば病院へ行ったり、薬を飲んだりしなくてもいいんだ!」と思わせてしまったらアウトということです。

はるかはるか

「ミネラルは人体の構成成分です」はOKということ!

さやかさやか

ちょっと難しくなってきたね・・・。

窓香窓香

難しいよね。でも安心して!
次では「血糖値」と「高血圧」を薬事法に触れないようにライティングする言い換え術をご紹介してくよ!

はるかはるか

よろしくぅ!

 

薬事法違反にならずに「血糖値」や「高血圧」を表現する言い換え術

 

実際に血糖値の気になる人向けに販売されている商品は「血糖値」に効果が見込めるものでもそれをあえて表現しなでイメージにつなげるような言葉の表現を用いています。
以下を参考にライティングしてみてくださいね。

 

【血糖値の言いかえ】

・糖の吸収をおだやかに
・食後の血糖値が高めな方は
・食事に含まれる糖質が気になる方は
・糖の対策はじめてみませんか
・糖の悩みに
・高めの血糖値が気になる方に
・糖質を協力サポート
・○○習慣で糖の悩みとさようなら」
・つらい食事制限に

 

【高血圧/低血圧言い換え】

「高い血圧にお悩みなら」
「朝の『起きれない』をなくしたい」
「血圧が高めの人に」

 

「血糖値」「高血圧」の効能をうたわずに、どのようなことで連想させることかがライティングの技術になります。

読者がどんなことを気にしていて、どうすればダイレクトに心に響くのか考えて表現することが大切です。

 

「血糖値」「高血圧の」言い換え術まとめ

 

薬事法の場合、断定的な言い方をしてしまうと法律違反となり「最大で5年以下の懲役若しくは500万円以下の罰金」になってしまいます。
他の法律と比べると懲罰はかなり重い法律です。

詳しくはこちら→薬機法(旧:法薬事法)に違反したライターは罰金?実刑?

窓香窓香

言葉のいいまわしに気を付けて薬事法にふれることなく、商品の良さを伝える工夫をしましょう。