前回は薬事法(薬機法)のサプリメントについてお勉強しましたね。
それでは、今回は応用編です。
どの表現がNGでどの表現がOKなのか。
はたまたどれだけ文章力を落とさずに変換していけば良いのかをまとめていきたいと思います。

 

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サプリメントの種類「復習」

 

サプリメントには、トクホと栄養機能食品があるのをご説明しましたね。→詳しくはこちら【薬事法に接触しない健康食品やサプリメントのライティング方法

 

この章では、サプリメント、トクホ、栄養食品とそれぞれ記事の中でうたってもよい言葉が違いますので、それぞれに分けてご説明していきたいと思います。

 

サプリメントを含む健康食品の薬事法

 

分かりやすいように薬機法(以下:薬事法)に引っかかるNG表現と、薬事法OKの表現をあいうえお順で並べました。
まずはサプリメントの薬事法です!

 

これって大丈夫かな?と思った時はこの表でチェックしてくださいね。

 

NG表現 OK表現
アンチエイジングに最適 若々しく
痛みのある膝、きつい階段に 潤滑油として
1回1錠 1回2~3粒
お腹の調子が悪い カイチョー生活!
活性酸素を抑える抗酸化作用があります。 現代社会にぴったり
カルシウムの吸収を高めてくれます カルシウムと相性が良いものです
漢方 和漢
効果 健康をサポートする
抗ストレス 心の癒しを
更年期の女性に 更年の方に重宝されています
自然治癒力 ヒーリング
脂肪燃焼率を高める 燃えたいなら
生活習慣病の改善へ 生活習慣をサポート
鎮静 ヒーリング
疲れ目 パソコンを使う方
抵抗力を高める 健康をサポート
伝統医学に基い 民間伝統として親しまれて
1袋飲み終えた頃から変わってきた気がする 1袋飲み終えたくらいで、「私には合っている」と感じました。
病気もせず 健康をサポート
疲労回復 エネルギーチャージ
貧血気味の方に ふらつきやすい方
服用する お召し上がりください
ミネラル ※12種類のミネラルが含まれている場合はOK
免疫力 活性
薬草 ハーブ、秘草配合、漢草配合
有効成分 有用成分
予防のために 備えあればうれいなし

 

特定保健用食品(トクホ)の薬事法

 

次にトクホ(特定保健用食品)の薬事法です。
トクホでは、以下の表現をそのまま使うことが許されています。

 

1.お腹の調子を整える食品

2.血圧が高めの方に適する食品

3.コレステロールが高めの方に適する食品

4.血糖値が気になる方に適する食品

5.ミネラルの吸収を助ける食品

6.食後の血中の中性脂肪を抑える食品

7.虫歯の原因になりにくい食品

8.歯の健康維持に役立つ食品

9.体脂肪がつきにくい食品

10.骨の健康が気になる方に適する食品

 

トクホは、この10個の効能のうちのどれかが国に認められてトクホとなるので、認められている効果は宣伝に使用してもOKなのです。

 

機能性表示の薬事法

 

機能性食品では、パッケージなどや広告に記載されているものは、国に認められた表現なので記載OKです。
身体的な変化を謳うのもOKなので、とても記事が書きやすい案件だと思います。

ただ、「○○控えめ」「○○フリー」といった成分を強調して表示するときには注意が必要です。
栄養表示基準が設けられているので以下を参考にして下さい。

 

高い場合に認められている表示 高い、豊富、たっぷり、多い
低い場合に認められている表示 低・控えめ・少・ライト・ダイエット
“含む”場合の表示 みなもと、補給、含む、使用、○○入り
“含まない”場合の表示 ゼロ・ノン・フリー・無

 

また、機能性食品の記事を書くにあたって、禁止されている項目は以下3つです。
この3つは、サプリメント、トクホ、機能性食品、薬事法関連など記事にするときには必ずNGな項目なので覚えておきましょう。

[1] 病気の予防・診断・治療的な表現
[2] 改造した表現
[3]健康な人の意図的な健康の増強

しかし、これらの抜け道はきちんとあります。
まず[1] 病気の予防・診断・治療的な表現の表現ですが、例えば「高血圧だと診断された方に」ではなく「血圧が130前後の高めの方に」や「花粉症が収まります」ではなく、「花粉の時期でも目や鼻が気にならない」というようにニュアンスを変えればよいのです。

 

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[2]の改造した表現というのは、「身長が150cmから180cmに伸びる」や「バストがあっという間にAからDに!」といった表現のことをいいます。
当たり前ですが、真実ではない言葉の記載はNGです。

 

たとえ自社の人間で実験していようが、正式な手順で”誰にでもその効果が表れる”ことを証明しないと薬事法違反となります。

 

[3]健康な人の意図的な健康の増強に関しては、たとえばダイエットの栄養機能がある製品をすすめるときに「誰でも痩せる」など“痩せている人ももっと痩せる”という意味にとらえられるようなことが禁止だということです。

 

この場合、「太り気味の方の瘦身効果」なら問題ありません。

 

この2つは記事を書くにあたって基本のNG項目なので覚えておきましょう。

窓香窓香

ここからはよく寄せられるサプリメントの質問をQ&A式でのせていくよ!

 

サプリメントのライティングQ&A

 

薬事法って何

 

 

肌関係

 

Q.「紫外線によるシミを防ぐ」はOKですか?
まどか
A. NGです。シミは体の変化になります。「まぶしい夏の美容には」なら問題ありません。
Q.ハリ・ツヤを!は大丈夫ですか?
まどか
A.NGです。体の変化になります。「ハリのある生活へ」なら大丈夫です。
Q.肌のへ潤いを与えるは大丈夫ですか?
まどか
A.NGです。肌は体の一部なので潤う、綺麗になる、調子が良い、すべて×。
Q.コラーゲンのNGな表現を教えてください。
まどか
A.美肌の成分コラーゲン、コラーゲンを作る、コラーゲンを生む、コラーゲンを補給するは体の変化になるのでNGです。「お肌の成分コラーゲン配合」でギリギリでしょう。
Q.肌の黒ずみの変化を言いたいのですが、なにかいいものはありますか?
まどか
A.黒ずみが薄くなる、改善する、予防などは体の変化なのでNGです。「友達にしてきされなくなりました」などならOKです。
Q.「アンチエイジング!お肌が10歳若返る!」は?
まどか
A. NGです。「アンチエイジング」という言葉は使えません。「若返る」という表現も体の変化なのでNGです。『若々しさの秘訣はこれ』『娘としまいだと間違えられた』はグレーゾーン
Q.「加齢に!」は?
まどか
A. アンチエイジングで使うのならNGです。「いつまでも若々しくいたいあなたへ」でグレーゾーンです。

ダイエット関係

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Q.○○を飲んでスリムになったは?♦♦
まどか
A.スリムは体の変化なのでNGです。「若いころのスカートがはけるようになった」なら問題ありません。
Q.「この商品を飲み始めて2週間、でていたお腹がへっこんで行くのを実感できます」は?
まどか
A.NGです。体の変化にあたるので、「細身のパンツが似合うと言われます」なら大丈夫です。
Q.「○○を飲んで体型維持」は?
まどか
A.体型維持も体の変化になります。「自分に自信がモテました」は問題ありません。
Q.「すっきりとしたシルエットへ」は?
はるか
A.OKです。「ボディラインをメイクしよう」、「メリハリボディ」だとNGです。
Q.「女性ホルモンを促してバストを大きく」は大丈夫ですか?♦♦
まどか
A. NGです。女性ホルモン、そしてバストアップは体の変化になります。

 

症状関連

 

Q.「○○で花粉症が改善された」は?
まどか
A. NGです。同様に「鼻が通る」だと体の変化なので「さわやかになった」ほどなら問題ありません。
Q.「○○を飲んで視力回復」は?
まどか
A. NGです。視力回復、眼、目、眼鏡、視界がクリア、の表現はすべてNG。「新聞がスラスラ読めるようになった」「新聞を読むのが苦にならなくなった」はOKです。

 

スタミナ系

 

Q.「○○で回復!」「疲れがたまっているなら」というPRは大丈夫ですか?
まどか
A. NGです。疲労回復をうたっていることになってしまいます。「一日の忙しさをリセット」「イキイキしたいなら」なら問題ありません」
Q.「○○で、きつかった体がラクになりました」は?
はるか
A. OKです!医薬品に使わない言葉なので、ユーザーに誤解を与えません。

 

特定保健用食品(トクホ)についてのライティングQ&A

 

Q.トクホに関して「医師の監修・推薦」という言葉はOKなのか
はるか
A.基本の薬事法違反では「医師の選用」と言った言葉はNGとかかれていますが、監修は問題ないでしょう。これがアウトだと有名なメディアの「スキンケア大学なども」NGになってしまいます。
ただ、推薦はグレーなゾーンです。
事実であるならば記載はしても、強調しないのが安全だと思います。

 

機能性食品のライティングQ&A




 

Q.歯を丈夫に!といってもよいのか。
はるか
A.OKです。機能性食品は事実の範囲内で体の変化をうたっても問題ありません。
Q.「赤ちゃんがほしいママパパに飲んでほしい!」といってもよいのか。
まどか
NGです。機能性食品でも、妊産褥に関してうたうのは認められていません。
Q.「乾燥肌」の取得を持っている場合、コラーゲン処方ということは可能か。
さやか
A. グレーです。取得した関与成分以上の成分の記載はNGですが、強調しなければ問題ありません。

 

サプリメント・トクホ・機能性食品・食品の薬事法

 

それぞれの商品に分けて薬事法を覚えるのはなかなか難しいです。
以下の様に覚えてみてくださいね。

●サプリメント・・・効果効能、体の変化NG
●トクホ・・・効果効能、体の変化NGだが、認められた表現はしても良い
●機能性食品・・・機能の範囲で効果効能をうたってもOK
●食品・・・「明らかな食品」は効果効能をうたってもOK

 

また、比較的に幅広い表現ができる機能性食品や食品であっても以下3つの表現はできないので注意してください。

 

【機能性食品や食品でも使用できない表現】

●病気の予防・診断・治療的な表現
●改造した表現
●健康な人の意図的な健康の増強

 

【薬事法】サプリメントのOK/NGまとめ

 

サプリメントは、効果効能をうたってはいけないので宣伝が非常に難しいです。
また、トクホや機能性食品に分けて規定があるので、頭の中がこんがらがってしまうかもしれませんが、整理すれば分かりやすくなると思いますよ。